「先日、うちの子が亡くなり、1度も使ってないものや、
少ししか使っていないものなど、
たくさんのものが残ってしまいました。
それらを、みなしご救援隊さんの子たちに使っていただけたら、
うちの子も本望ではなかろうかと思うのですが」

 などと言う、いかにも申し訳なさそうな問い合わせが、
以前より、ちょこちょこありました。申し訳なさそうにされてしまう理由は
「死んだ犬・猫の物品は縁起が悪く、それを使ってもらうだなんて、失礼にあたらないか」
という気持ちが大きいからでしょう。

私たちは真剣に考えました。

ウチには犬も猫もたくさんおりますから、すべてのものを、みんなが共に使い
「この子だけ」という特別な物品は存在しません。
しかも、それらは、いちじるしく破損しない限り、使い続けていくものなので、
ウチには、遺品が存在しなかったのです。

私たちは[遺品]というものの'感慨深さ'に気づかずに過ごしていたのです。

愛犬・愛猫を亡くした後の、悲しくつらい気持ちは、私たちにも痛いほどわかります。
その子が使っていたものが目の前にあると、ついつい思い出して、泣いてばかりの毎日になってしまいます。だからと言って、愛犬・愛猫の思い出の詰まった物品を、そうそう簡単には捨てることなどできません。

私たちの知らないどこかで、幸せに生きていた犬たちや猫たちが使っていたものです。
縁起が悪いわけがありません。
むしろ、それらの物品は、徳のつまった'ありがたいもの'です。

NPO法人 みなしご救援隊では 「たとえそれが中古品であったと
しても、遺品はすべて、ありがたく頂戴することに致しました」。

郵送の際は「遺品」と明記してください。





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